ギの奇妙な日本語

YouTuberであるギの大学生活をご紹介。ギの哲学をご紹介

ギ》ドイツ語の先生は天使

えー、皆さん、こんにちは。今日はですね、最近あったドイツ語のテストの話をしたいと思います。


はい、テストですね。あの「学生の人生に定期的に訪れる、小さな地獄」ってやつです。

でもですね、今回のテストはちょっと違ったんです。なぜかというと――先生が、めちゃくちゃ優しいんです。


いや、ほんとに。天使かと思いましたね。ドイツ語の天使。何が優しいって、テスト用のプリントを配ってくれてですね、そのプリントの中に、まぁまぁ色々書き込んでもOKっていう条件付きだったんですよ。


もうそれ聞いた瞬間、「あ、これは罠だな」って思いましたね。優しさの皮をかぶった、静かな罠。


さらにですね、「テスト時間は20分」とか言ってたのに、みんなの様子を見て、「うーん、もうちょっとやる?」みたいな感じで、追加タイム発生。もう、タイムセールかと思いました。優しすぎて逆に怖い。これ、あとで何か請求されるパターンのやつじゃないかと。


で、当日。気分よく解いて、まぁまぁできたかな~と思ったんですよ。で、そのまま気分良く帰って、「いやぁ、今日は勝ったな」って思ってたわけです。


……はい、返却の日になりました。点数、出ました。


30点満点中、20点。

3分の2。

「いや、赤点じゃないし!」って言い訳した自分を、誰か止めてほしかったですね。


で、ここで気づいたんですよ。敗因が。

実はですね、最後の問題。これ、1問2点だったんです。でも僕はですね、それに気づかずに、「ふーん、まあ最後の問題だし、そんなに重くないっしょ」って思って、ちょっとテキトーに見直して終わっちゃったんですよ。


で、その結果?

6点失いました。


あのときの自分に言いたい。「お前のその適当な態度、6点の価値あるぞ」って。

6点って、あとちょっとで“優秀”扱いされるかどうかのボーダーですからね。人生、案外そういう“あとちょっと”で差がつくものなんですねぇ。


ということでですね、今日の教訓はこれです:

「配点を、なめるな。」


これからテストを受ける皆さん、ぜひ覚えていてください。

テストが始まったら、とにかくまずどこが何点なのかを見る。そして点数高い問題ほど、最後まで集中して見直す。

じゃないとですね、「まぁまぁできた」と思ったあとに、「まぁまぁ地獄」がやってきます。


ということで、今日は「先生は優しかったけど、点数は正直だった」というお話でした。

皆さんも、“優しさ”の裏にある“配点”には、ぜひお気をつけください。


ご清聴、ありがとうございました。